第78回企画展「出島の三学者が見た北九州・木屋瀬」開催中 ※この企画展は終了いたしました。
第78回企画展「出島の三学者が見た北九州・木屋瀬」は、10月24日から開催中です。
東インド会社から派遣されてきた「ケンペル」「ツュンベリー」「シーボルト」の3人の医師達は、オランダ商館の中で診察だけをしていたわけではありません。
彼らの使命は多岐に亘っており、医師業のかたわら、当時ヨーロッパとの交流がほぼ無かった極東の地「日本」の、詳しく明かされていなかった国土の情報や国民性、その土地ごとの動植物や風俗、政治や経済に至るまでの調査も行っていました。
この企画展は、彼らから見た北九州・木屋瀬を、当時の三学者が残した旅行記をもとに、絵図や解説で分かりやすくしたパネル展示を行います。
展示を通して当時の北九州・木屋瀬の人々の暮らしの様子や、発展した国から来た外国人が実際に来日して、どんなことを感じていたかなどを知ることで見えてくる新たな視点での歴史を体感し、学んで頂けたら幸いです。
学芸員:加藤 悠
※企画展示室内での撮影はご遠慮ください。